「ゴールデンスランバー」読みました! [風雲読書帖]
来年1月30日に映画公開が決定している伊坂幸太郎氏の「ゴールデンスランバー」。遅ればせながら読ませていただきました。もちろん、きっかけは斉藤和義がこの映画の音楽を担当しているってことでしたが、いやいや、これは面白かった!ひさびさに引き込まれましたよ。家ではもちろん、続きが気になって、仕事場にも持ち込んで、僅かな休憩時間にも読んだくらいです。
国井律子「さぬきうどんサイクリング」 [風雲読書帖]
ファンである国井律子さんの最新著書「さぬきうどんサイクリング」。クニイさんが3泊4日で、「うどんの国」讃岐を自転車で颯爽と駆け抜け、食した厳選讃岐うどん店は21軒。私のように国井律子ファンであり、讃岐うどんファンである者にとっては、まさに感涙の1冊だ。
伊坂幸太郎「あるキング」のモデル? [風雲読書帖]
伊坂幸太郎氏の最新ベストセラー「あるキング」。先日やっと読み終わった。
架空の都市、仙醍にある「仙醍キングス」という弱小プロ野球チームが舞台なのだが、この本にでてくる仙醍キングス3代目オーナーの、「優勝なんかしなくっていい」、「仙醍にあるだけでいい」、という言葉…。なんだか、どこかで聞いたことがあるような…。何だか、カープをモデルにしているような気がするなぁ。読んでいて笑えるというか辛いというか…。仙醍(せんだい)で楽天をイメージさせるのは、伊坂さんの巧妙なオブラートのような気がするんだけど…。
「いつも見ていた広島」田家秀樹・著 [風雲読書帖]
田家秀樹さんの「いつも見ていた広島 小説・吉田拓郎」を手に入れた。1964年生まれの私は吉田拓郎さんをリアルタイムで聞いていたわけではないので、そんなに深い思い入れがあるわけではないが、田家秀樹さんの文章は甲斐バンドや浜田省吾さんのツアールポなどで大好きだったので、田家さんがどんな風に広島を描くのかに興味があったのだ。