山崎まさよし「ブギーハウス スペシャルライブ」CD&DVD [山崎まさよし]
山崎まさよしが、昨年末に、ホームである山口・周南のライヴハウス「BOOGIE HOUSE」の25周年でおこなった、「BOOGIE HOUSE 25th Anniversary YAMAZAKI MASAYOSHI SPECIAL LIVE」が、ファンクラブ限定のCD&DVDとして商品化されました。タイトルもズバリ「山崎まさよし ブギーハウス スペシャルライブ 公式ブートレッグ版 音源編&映像編」。
そういえば、「8月上旬頃発送予定」でしたね。会報に第2期の申し込みの記事が出ていて、「あーそういえば、あれ、いつ来るんだっけ?」なんて思いだしましたが、この時期でした。
それにしても、15周年はこういう感じで、身内で地味に盛り上げていくのでしょうか?
公演は2009年の12月4日(金)・5日(土)の2日間。5日に至っては、昼夜2回公演でおこなわれました。「BOOGIE HOUSE」はキャパがだいたい70人くらいのライヴハウスなので、3公演で200人余りの人しか観ることができませんでした。そんなスペシャルなライブを、こうして楽しむことができるのは、非常に嬉しいことですが、映像と音源によって、あのライブハウス独特の雰囲気と熱気に触れるにつけ、「あー実際に、あの場でこのライブを体験したかった!」と思う私です。DVDの、ちょっとピンボケでざらついた画像と、「狭いけど、なんとか頑張って記録してます」的なアングルの映像が、逆にあの場の臨場感をうまく表現していて好きだな! CD音源だけ聞くと、いつものようにまさやん、音程が不安定なのがよくわかります(笑)。でも、そこで聞かれる音のダイナミズムっていうのは、やっぱりホールとかスタジアムのライブでは味わえないものです。収録曲に関していうと、音源だけの「improvisation」は、正直、記録に残すのではなくて、ライブだけのお楽しみにしておいたほうがいいのでは?なんて思います。あ、これって、ブートレッグでしたね!
「公式ブートレッグ」っていうタイトルは、青春時代に、大好きなアーティストの非公式なライブ音源を収録した海賊盤(Bootleg)を、雑誌に載っていた怪しげな通信販売店のカタログで眺めていた私にとっては、思わずニヤリとしてしまうタイトルです。中学生の頃、エアロスミスが「Live! Bootleg」というライブアルバムを公式にリリースして、「おいおい、公式な海賊盤だってよ!」と、友人と話したのを思い出しました。
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