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「トイ・ストーリー3」を観た [風雲映画帖]

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 子どもの頃、毎日のように遊んだ懐かしいおもちゃ。私にとっては、「サンダーバード2号」のプラモデルとか、「ゴジラ」のソフビ人形とか、組み立てブロックの「レゴ(LEGO)」とか、「変身サイボーグ1号(仮面ライダーやウルトラマンに着せ替えできる人形)」とか、留守番のご褒美に買ってもらうはずだった「ゲッターロボ(ゲッター1)」が品切れで、おもちゃ屋さんの「これのほうが、最近は人気があるんですよ」の一言で、私のところに来た(涙)「レッドバロン」の超合金だろうか?
 いま私には娘がいるが、娘が成長するにつれ、彼女が楽しく遊んでいたおもちゃも、ころ合いを見計らって、少しずつ処分してきた。たぶん、私が遊んでいたおもちゃ達も、そうやって親に処分されてきたのだろう。 
 映画「トイ・ストーリー3」は、17歳になったおもちゃの持ち主アンディが、すでに遊ばなくなっていたカウボーイ人形のウッディ、スペースレンジャーのアクション人形・バズ・ライトイヤーらを、大学へ行くための引っ越しを機に、どうするのかが描かれている。
 
 引っ越しの準備をするアンディ。部屋に置いてあったおもちゃたちの中から、ウッディとバズを手に取ると、少し悩んで、ウッディを引っ越し用の荷物の中に、バズは他のおもちゃたちと一緒に屋根裏にしまうためのビニール袋の中に入れる。ところが、ふとした手違いで、そのビニール袋はゴミに出されそうになってしまう。アンディに捨てられたと勘違いしたおもちゃたちは、ガレージの車の荷台に置かれていた、託児所に寄付されるおもちゃたちの段ボール箱に入り込む。そして、仲間たちを追ってウッディも段ボールの中へ。
 おもちゃたちが寄付された託児所「サニーサイド」は、たくさんの子どもたちに遊んでもらえる楽園のように思えた。興奮するバズたちを、歓迎する託児所のおもちゃたち。ウッディは「アンディのところに帰ろう」と説得するが、誰にも聞き入れられず、しかたなくその場を去っていく。
 ところが、バズたちを歓迎したピンクの熊のぬいぐるみロッツォは、託児所のおもちゃたちを支配する独裁者のような存在だった。バズたち新入りのおもちゃは、おもちゃの扱いを知らない小さな子どもたちのクラス「イモムシ組」に入れられ、ひどい扱いを受ける。ロッツォに抗議に行ったバズは捕えられ、リセットボタンを押され全ての記憶を失ってしまう。
 一方、託児所を脱出したものの、託児所に通う女の子ボニ―に拾われ、家に持ち帰られてしまったウッディ。そこで、ロッツォとのことを知るピエロの人形チャックルズと出会い、ロッツォによって牛耳られている託児所のことを知る。仲間を救うため、再び「サニーサイド」潜入を決意するウッディだったが…。
 
 3D映画というか、昔、「仮面の忍者赤影」などで、「ここから、飛び出すメガネ(赤と青のやつ)をかけてください」っていうお知らせの入る、映画(3D?)は観たことがあるが、今流行りの3D映画を観るのは、これが初めて。正直、飛び出して見えるのはいいのだが、私は3Dメガネをかけると、何だか狭い場所に閉じ込められているみたいで、少々気分も悪くなるし、そんなにいいモノとは思わなかったな。
 でも、映画の内容は、ほんと面白い! 手に汗握るアクションシーンあり、思わず声をあげて笑ってしまうシーンあり、ホロっと涙してしまうせつないシーンありで、子ども向け映画なんていって甘く見てはいけません。大人が見ても充分楽しめます。いや、おもちゃとのお別れを経験したことのある大人の方が、感ずるところも多いのではないかと思います。そうそう、エイリアン(リトル・グリーン・メン)の大活躍も見ものです!
 
 欲を言えば、「あばよ、相棒」ってセリフのあと、山崎まさよしの「ア・リ・ガ・ト」が流れたら最高だったんだけどね(笑)。

山崎まさよし「ア・リ・ガ・ト」

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