相棒-劇場版Ⅱ 警視庁占拠!特命係の一番長い夜 [風雲映画帖]
やっと仕事が一段落して、年末年始のお休みに入りました。で、年末の大掃除も放っておいて観てきましたよ「相棒-劇場版Ⅱ 警視庁占拠!特命係の一番長い夜」。
物語は、拳銃を持った男が警視庁本部ビルに潜入し、定例会議の最中だった警視総監ら警視庁幹部12名を人質にとって籠城するところから始まります。籠城犯は元・警視庁組織犯罪対策部の元刑事。設置された緊急対策本部はSITと機動隊を投入し、強行突破を仕掛けますが、犯人は強行突破直前の発砲によって射殺されます。犯人の目的も謎のまま、形式的な事情聴取だけで穏便に事件を済ませようとする警視庁。杉下と神戸の特命係は、この事件と7年前のテロリスト事件との接点を見つけ動き出します。
観終わっての感想は、「ほんとにこの物語はよくできている」でした。「相棒」はテレビシリーズもそうですが、本当に物語がよく練られていて、観応えがあります。また、亀山薫の辞職もそうでしたが、我々の予想を裏切るストーリー展開も、「相棒」の面白さの一つだと思います。もちろん今回もアッと驚くラストが待っています。
水谷豊さんの言うとおり「ゾーンに入った」感じです。個人的には、この映画でやっと亀山くんのいない特命係を受け入れることができました。
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