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直島~瀬戸内アートの楽園~ [風雲美術帖]

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 瀬戸内海に浮かぶ直島(香川県直島町)に行ってきました。ここはベネッセコーポレーションが島内に建設した美術館や古民家、路地などを舞台に展開する現代アートの楽園。穏やかな瀬戸内海が見渡せる桟橋に設置された草間彌生さんの「南瓜」の不思議な佇まいは、あなたもどこかで目にされた事があるのでは?

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 直島へは岡山県の宇野港からフェリーで渡りました。乗船料は大人510円。天気のいい日だったので、船上のデッキで穏やかな日差しを浴びながらの約20分の船旅となりました。
 宮浦港からは車でベネッセハウスや地中美術館のある島の南側へ。自転車や徒歩の観光客の中には外国の方たちの姿も結構目立ちました。聞くところによると以前、イギリスの旅行雑誌で「世界の行くべき七つの場所」の一つとして、取り上げられたのだとか。
 「南瓜」のあるベネッセハウスビーチを過ぎ、芝生広場「パーク」に足を踏み入れると、そこにはたくさんの屋外作品が設置されています。
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 こちらはカレル・アペルさんの「カエルとネコ」。
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 ニキ・ド・サンファールさんの「猫」。
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 同じく「象」。そして、「腰掛」。
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 直島では、「ベネッセアートサイト直島」と呼ばれる現代美術に関わるさまざまな活動が行われていて、古民家などを使ったインスタレーション「家プロジェクト」や「ベネッセハウス」など、現代美術に関わる活動の見どころが満載です。
 そんな中で私は印象派の巨匠クロード・モネの「睡蓮の池」という作品を直島的解釈で展示しているという「地中美術館」に行きました。モネの「睡蓮」というと、円形の部屋一面に作品が展示されたパリのオランジェリー美術館の「睡蓮の間」が素晴らしいですが、ここでの幻想的な展示もよい雰囲気でした。
 「地中美術館」は、文字通り地中に埋まったような美術館でしたが、安藤忠雄さんの設計したコンクリート打ちっぱなしの建物と、採り入れられた自然光とのコントラストが絶妙でした。モネは「光の画家」と呼ばれていますが、この地中美術館は、まさにその「光」がテーマになっているのかもしれません。


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