四万十川に行ってきました！

　GW中に高知・四万十川に行ってきた。四万十川はいつか住んでみたいと思っている場所。毎日の生活に疲れると、「よし、四万十川に行こう！」と計画を立て、それを楽しみにしながら、なんとか毎日を乗り切るのだ。
　この写真は四万十川に架かる「佐田沈下橋」。写真をこうして眺めているだけで、癒されるのは私だけ？　現在、仕事場のパソコンはこの写真を壁紙にして使っている。

　今回の旅は、5月4日、午前5時に広島の自宅を愛車フィットで出発。もちろん愛犬クッキーもいっしょだ。山陽自動車道から瀬戸大橋を渡って、午前9時30分頃、香川・高松に到着。高松市美術館で開催中の「加山又造展」を展観し、お昼には「竹清」で讃岐うどんを食べてから、高知自動車道にのって、午後3時過ぎに高知市内に入った。
　まずは、龍馬さんに会いに「桂浜」へ。だが、ものすごい渋滞。来年の大河ドラマに福山雅治の「龍馬伝」が決まったからか？　これ、来年放送が始まったら、大変な騒ぎになるんじゃないだろうか？

　桂浜で遊んだ後は、市内のホテル「ベストウエスタン高知」へ。ここは連休直前でも空いていたホテルだが、部屋はきれいだし、繁華街に近いし、素泊まりならまったく問題なし。こちらのお願いにも丁寧に答えてくれたし、お礼のメールは届くし、非常に好印象をもった。
　夕食はホテルの近くの「いろり料理 囲炉裏（ゆるり）」へ。一足先に四万十の幸をたらふくいただく。

　翌5日は、午前7時過ぎにホテルをチェックアウトし、3時間ほどで四万十市へ。前回、四万十川を訪ねた時にはまだ中村市だったが、今は四万十市だ。
　まずは、四万十川河口のキャンプ場「とまろっと」でトイレ休憩し、近くの「四万十屋」でお土産を物色。そこから四万十川最下流にあり、最も長い「佐田沈下橋」へと向かう。

　塗られた当初は違和感ありまくりだったブルーの橋脚も、多少、まわりの景色になじんできたか？

　今回は四万十川の下流から、中流域のまで遡る計画。「佐田沈下橋」で遊び、近くの「さこや」で昼食をとったあとは、せまい国道441号線を江川崎めざして車を走らせる。

　途中、沈下橋の中でもお気に入りの「岩間沈下橋」にて休憩。なんと、沈下橋の近くにうどん屋さんができていてビックリ！　以前は何もない静かな場所だったのだが…。変わっていく四万十川の風景に少し複雑な思い。そこには確実に四万十川を訪れる私たちの存在があるのだ。

　カヌーやボートを楽しむ人たちを遠くに見ながら、江川崎の「カヌー館」で四万十川最後の休憩。ここから、国道381号線を愛媛県の松野町に向かい、四万十川とも高知県ともお別れするのである。

　今回の旅は、駆け足で高知・四万十川の思い出の場所を訪ねるような旅だった。でも、それで満足してないのかというとそうでもない。ひさびさの四万十川だったので、今回はこれで充分満足。だって、また近いうちに行くに決まっているんだから！